【2019年版】本当に面白いおすすめ邦画13選【話題作、マイナー、名作まで!】

映画
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いつもお世話になっております。
うまづら社長です。

大学時代は、あまりの暇さに年間100本以上の映画を見ていた映画好きのうまづらです。

そんな私が今まで観た中で本当に面白いおすすめの邦画をご紹介します。

ドラマ、サスペンス、コメディ、SF、アニメなどジャンルを問わずご紹介します。

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ソナチネ | 監督:北野武

広域暴力団・北島組の友好組織・中松組が、沖縄の阿南組と抗争になった。そこで北島組組長の北島とその幹部の高橋は、北島組傘下の村川組組長の村川に、「中松組から助けをもとめられたから若衆連れて手を貸しに行け」と命令する。過去に北海道の抗争で若衆を3人失っている村川は乗り気で無いものの、「行くだけ行ったら後は手打ちで終わると思う」という北島組長の言葉を信用し、手下を連れて沖縄へ向かう。

ソナチネ – Wikipedia

北野武監督の代表作。

北野映画はどれも大好きですが中でもこれが一番好きです。

北野映画の代名詞「キタノブルー」はこの作品から言われだしたような気がします。

沖縄の美しい海や空を舞台にヤクザ達が繰り広げる乾いた暴力と死の風景は、北野氏の死生観を表現しているかのようです。

映画をみて、感動で鳥肌がたった作品は「ソナチネ」を含めて数本だけです。

砂浜でリアルトントン相撲をするシーンが好きですね。


■映画情報
【監督】北野武
【脚本】北野武
【製作】奥山和由
【音楽】久石譲
【配給】松竹
【時間】93分
【出演】ビートたけし/国舞亜矢/大杉漣


GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 | 監督:押井守

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」などでお馴染み押井守監督の代表作。

原作は士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」。

当時全米ビルボードで1位となったことで話題になり、何気なくレンタルして観た思い出があります。

何の予備知識もなく観たために衝撃はまじハンパなかったです。

描写されるネットで被われた近未来の世界と、脳以外を全て義体化(サイボーグ化)した主人公のアイデンティティ、ネットの中で新しく生まれた生命体、人間を人間とたらしめているものは何なのか? という哲学的な問いかけは強い衝撃をもたらしました。

「ツーマンセルで2丁下げでもジャムが怖い?」

と言った何の知識ない人を置いてけぼりのセリフ回しも最高です。


■映画情報
【監督】押井守
【脚本】伊藤和典
【原作】士郎正宗『攻殻機動隊』
【製作】宮原照夫/渡辺繁/ANDY FRAIN
【音楽】川井憲次
【配給】松竹
【時間】85分
【出演】田中敦子/大塚明夫/山寺宏一


田中敦子 (出演), 大塚明夫 (出演), 押井守 (監督)

コミック雑誌なんかいらない! | 監督:滝田洋二郎

内田裕也扮する人権無視の突撃芸能レポーターが、 バブル当時の日本の芸能界や実際の事件を舞台に当時の大衆を皮肉った作品。

企画・脚本を主演の内田裕也氏が自ら担当。

ワイドショーを騒がせた人物がそのまま本人役で登場するなど豪華出演者も話題を呼びました。

豊田商事会長刺殺事件の犯人を演じた北野武の演技は、その後の北野映画にも通じる狂気を感じさせる名演でした。

内田裕也氏は 「水のないプール」「十階のモスキート」など役者としてもすごい才能ですし、 さいたまスーパーアリーナのオノヨーコさんのライブに出演するにあたり、周囲の連中がベンツやBMWで向かうのに腹が立って埼京線に乗って行ったというエピソードなど、本当にロッケンロールで素敵です。


■映画情報
【監督】滝田洋二郎
【脚本】内田裕也/高木功
【製作】海野義幸
【音楽】大野克夫
【配給】ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
【時間】124分
【出演】内田裕也/渡辺えり子/麻生祐未


内田裕也 (出演), 渡辺えり子 (出演), 滝田洋二郎 (監督)

火まつり | 監督:柳町光男

ソフトバンクの白戸家のお父さん犬や「三匹のおっさん」シリーズなどですっかりお馴染みになった北大路欣也主演の怪作。

共演は太地喜和子、脚本中上健次、音楽武満徹と痺れる名前が並びます。

1980年に舞台の三重県熊野市二木島町で起きた「熊野一族7人殺害事件」をモデルにした作品。

男の色気ムンムンの北大路欣也が、山と海に囲まれた田舎町で自然に魅入られたように破壊衝動に変ずる姿はまさに神憑り。


■映画情報
【監督】柳町光男
【脚本】中上健次
【製作】清水一夫
【音楽】武満徹
【配給】シネセゾン
【時間】125分
【出演】北大路欣也/太地喜和子/中本良太


北大路欣也 (出演), 太地喜和子 (出演), 柳町光男 (監督)

太陽を盗んだ男 | 監督:長谷川和彦

沢田研二扮する冴えない中学の理科教師城戸誠が、自宅のアパートで小型の原爆を完成させ、日本政府を脅迫するアクションクライムムービー。

当時、世界の核保有国が8か国あったことから、自らを「9番」と名乗り、プロ野球のナイター中継を延長させたり、当時まだ日本に来日したことがなかったローリングストーンズの日本公演を要求していきます。

城戸誠と対峙する丸の内警察署捜査一課の山下警部(菅原文太)の名セリフ

「ローリング・ストーンズなんか来やせん」

が非常に印象に残っています。

皇居前のバスジャックや東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪する件は今なら絶対に制作できないでしょう。


■映画情報
【監督】長谷川和彦
【脚本】長谷川和彦/レナード・シュナイダー
【原作】レナード・シュナイダー
【製作】山本又一朗
【音楽】井上堯之
【配給】東宝
【時間】147分
【出演】沢田研二/菅原文太/池上季実子


沢田研二 (出演), 菅原文太 (出演), 長谷川和彦 (監督, 脚本)

タンポポ | 監督:伊丹十三

伊丹十三監督による売れないラーメン屋を立て直すコメディ映画。

いわゆるドタバタ劇でラーメンウェスタンとも呼ばれています。

長距離トラックの運転手、ゴローとガンがとあるさびれたラーメン屋に入ると、店主のタンポポが幼馴染の土建屋ビスケンにしつこく交際を迫られていたところだった。それを助けようしたゴローだが逆にやられてしまう。翌朝、タンポポに介抱されたゴローはラーメン屋の基本を手解きしタンポポに指導を求められる。そして次の日から「行列のできるラーメン屋」を目指し、厳しい修行が始まる。

タンポポ – Wikipedia

若き日の渡辺謙や役所広司の熱演もみものです。

伊丹十三監督の作品は、どれも癖が強く、観る人を選ぶきらいがありますが、私は「マルサの女」などどの作品も大好きです。


■映画情報
【監督】伊丹十三
【脚本】伊丹十三
【製作】玉置泰/細越省吾
【音楽】村井邦彦
【配給】東宝
【時間】115分
【出演】山崎努/宮本信子/渡辺謙


山崎努 (出演), 宮本信子 (出演), 伊丹十三 (監督)

宮本信子 (出演), 山崎努 (出演), 伊丹十三 (監督)

櫻の園 | 監督:中原俊

「海街diary」「BANANA FISH」でお馴染みの少女漫画家吉田秋生原作の青春映画。

とある女子高演劇部を舞台に、チェーホフの『桜の園』の公演当日の朝から上演までの1日を描いた作品。

思春期の女子高生の葛藤や揺れ動く心理、人間関係を丁寧に描いた作品。

最後近くの真面目な演劇部部長志水由布子(中島ひろ子)が、好意をよせている同じ部員の倉田知世子(白島靖代)に告白するシーンはとても印象に残っています。


■映画情報
【監督】中原俊
【脚本】じんのひろあき
【製作】岡田裕
【配給】アルゴプロジェクト
【時間】96分
【出演】中島ひろ子/つみきみほ/白島靖代


中島ひろ子 (出演), つみきみほ (出演), 中原俊 (監督)

南極料理人 | 監督:沖田修一

海上保安庁の所属隊員西村淳(堺雅人)が、南極観測隊員のメンバーとして癖のあるメンバーの食事をひたすら作っていく物語。

極寒の南極の限られた条件の中で、メンバーのわがままな料理リクエストを作るために奮闘する姿は秀逸です。

ドクターこと医療担当の福田マサシ (豊原功補)の万能超人ぶりも見逃せません。


■映画情報
【監督】沖田修一
【脚本】沖田修一
【原作】西村淳『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』
【製作】太田和宏/川城和実/春藤忠温/町田智子/近藤良英
【音楽】阿部義晴
【配給】東京テアトル
【時間】125分
【出演】堺雅人/生瀬勝久/きたろう


堺雅人 (出演), 生瀬勝久 (出演), 沖田修一 (監督)

ヌードの夜 | 監督:石井隆

竹中直人演じる何でも屋が、謎の女土屋名美(余貴美子)の東京案内の依頼を引き受けたことから殺人事件に巻き込まれていくストーリー。

村木哲郎(竹中直人)は、何でも屋だ。廃ビルを事務所兼自宅にして、ゴミ掃除から犬の散歩まで何でも請け負って気儘なその日暮しをしている。そんな村木の事務所に、依頼人・土屋名美(余貴美子)が訪ねて来た。東京に出て来て右も左も分からないので、観光案内をして欲しいという。村木は、名美に頼まれるまま東京の名所を案内して回って無事依頼をやり遂げた。その夜、名美から電話が掛かって来た。急遽帰ることになったので、ホテルに預けた荷物を自宅に送って欲しいという。指定されたホテルの部屋に行ってみると、そこには何と男(根津甚八)の変死体が転がっていた

ヌードの夜 – Wikipedia

若き日の椎名桔平の怪演も見どころのひとつです。


■映画情報
【監督】石井隆
【脚本】石井隆
【製作】稲見宗孝/岡田裕/成田尚哉/新津岳人
【音楽】安川午朗
【配給】ヘラルド・エース
【時間】110分
【出演】竹中直人/余貴美子/椎名桔平


竹中直人 (出演), 石井隆 (監督)

家族ゲーム | 監督:森田芳光

松田優作演じる暴力家庭教師吉本勝が、落ちこぼれでやる気のない中学生3年生沼田茂之(宮川一朗太)を鉄拳制裁で、更生させるような物語。

一見普通のようでいてどこか歪な家族と吉本勝の飄々とした暴力と言動がさらなる歪みを招いていくストーリーが最高です。

当時の受験戦争や家族の在り方を皮肉った作品とも言えます。

ラスト近くの横並びの食卓シーンは日本映画史に残る名場面。


■映画情報
【監督】森田芳光
【脚本】森田芳光
【製作】佐々木志郎/岡田裕/佐々木史朗
【音楽】安川午朗
【配給】ATG
【時間】106分
【出演】松田優作/宮川一朗太/伊丹十三


松田優作 (出演), 伊丹十三 (出演), 森田芳光 (監督)

渚のシンドバッド | 監督:橋口亮輔

ゲイに悩む男子高校生伊藤修司(岡田義徳)と修司が好意をもっている友人吉田浩之(草野康太)、さらに浩之が好意をもっているレイプ被害の過去に苦しむ相原果沙音(浜﨑あゆみ)との複雑な三角関係を描いた作品。

監督の橋口亮輔氏は自らゲイであることをカミングアウトしている。

同性愛や性にまつわる葛藤を演者の生々しい演技とともに丁寧に描いています。


■映画情報
【監督】橋口亮輔
【脚本】橋口亮輔
【製作】林和男/島谷能成/金澤清美/中澤夕佳
【音楽】高橋和也/北原京子
【配給】東宝
【時間】129分
【出演】岡田義徳/草野康太/浜﨑あゆみ


岡田義徳 (出演), 草野康太 (出演), 橋口亮輔 (監督, 脚本)

さらば箱舟 | 監督:寺山修司

歌人、劇作家、映画監督とマルチな才能を発揮した寺山修司の遺作。

寺山監督作品としては「田園に死す」の方が有名ですが、あえてこちらを。

ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を下敷き(原作権問題でクレジットは無しらしい)とした本作品ですが、「田園に死す」同様、意味を求めて鑑賞しても必ず挫折します。

こういう映画は、そういうものだとして鑑賞して下さい。

そう、百年たってもその意味わからん。


■映画情報
【監督】寺山修司
【脚本】寺山修司/岸田理生
【製作】砂岡不二夫/九條今日子/佐々木史朗
【音楽】J・A・シーザー
【配給】ATG
【時間】127分
【出演】小川真由美/原田芳雄/新高けい子


佐々木英明 (出演), 菅貫太郎 (出演), 寺山修司 (監督)

CURE | 監督:黒沢清

連続殺人事件を追いかける刑事高部賢一(役所広司)と犯人間宮邦彦(萩原聖人)とのやり取りを描くサイコサスペンス映画。

黒沢清監督の代表作です。

不気味な殺人事件が発生した。被害者は鈍器で殴打後、首から胸にかけてX字型に切り裂かれていたのである。犯人は現場で逮捕されたが、なぜ被害者を殺害したのか、その理由を覚えていなかった。そして酷似した事件が次々と発生していった。これらの事件を追うことになった刑事の高部は、精神を病んでいる妻との生活と、進展しない捜査に翻弄されて疲弊してゆく。やがて、加害者たちが犯行直前に出会ったとされる男の存在が判明する。男の名は間宮邦彦。記憶障害を患っており、人に問いかけ続けるその言動は謎めいていた。そんな間宮の態度が高部をさらに追いつめていく。しかし、間宮と関わっていく中で高部の心は密かに癒されていく。

CURE – Wikipedia

疲弊していく主人公の「CURE(癒し)」とは何だったのか?

ラストは賛否両論あると思いますが傑作です。


■映画情報
【監督】黒沢清
【脚本】黒沢清
【製作】加藤博之
【音楽】ゲイリー芦屋
【配給】松竹富士
【時間】111分
【出演】役所広司/萩原聖人/うじきつよし


役所広司 (出演), 萩原聖人 (出演), 黒沢清 (監督)

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