いつもお世話になっております。
うまづら社長(@umazura_ceo)です。
大学時代は、あまりの暇さに年間100本以上の映画を見ていた映画好きのうまづらです。
そんな私が今まで観た中で本当に面白いおすすめの邦画をご紹介します。
ドラマ、サスペンス、コメディ、SF、アニメなどジャンルを問わずご紹介します。
ソナチネ | 監督:北野武
広域暴力団・北島組の友好組織・中松組が、沖縄の阿南組と抗争になった。そこで北島組組長の北島とその幹部の高橋は、北島組傘下の村川組組長の村川に、「中松組から助けをもとめられたから若衆連れて手を貸しに行け」と命令する。過去に北海道の抗争で若衆を3人失っている村川は乗り気で無いものの、「行くだけ行ったら後は手打ちで終わると思う」という北島組長の言葉を信用し、手下を連れて沖縄へ向かう。
ソナチネ – Wikipedia
北野武監督の代表作。
北野映画はどれも大好きですが中でもこれが一番好きです。
北野映画の代名詞「キタノブルー」はこの作品から言われだしたような気がします。
沖縄の美しい海や空を舞台にヤクザ達が繰り広げる乾いた暴力と死の風景は、北野氏の死生観を表現しているかのようです。
映画をみて、感動で鳥肌がたった作品は「ソナチネ」を含めて数本だけです。
砂浜でリアルトントン相撲をするシーンが好きですね。
『ソナチネ』の口コミ・評判
北野武「ソナチネ」お笑いタレント・ビートたけしとして頂点に上り詰めた北野武が、監督デビューして4作目。監督だけじゃなく、脚本も主演も北野武。彼の映画は、もし映画の教科書のようなものがあるとすれば、そこから完全に外れているような異質な作品。でも、凄く面白い。劇伴と画が素晴らしい。
— 横浜SAN (@yokohamasan_san) June 3, 2020
ソナチネは最後の作品になるかもしれないということで存分に好き勝手やったというので、北野武は周囲が下手に口出すより勝手にやらせたほうがいいものになるのでは。
— コシノ ネコタロウ (@vurancosuki) May 31, 2020
『ソナチネ』までの北野武映画は驚きそのものだった。意識と無意識の境を彷徨うスタイルの禁欲性が、北野自らの精神と、映画のありきたりを異化し、拡張する。が、監督・役者としてのプロ意識が高まると共に、あの美しき、大いなる無意識の表出が止めどなく霧散した。計算尽くしになり、色気が消えた。
— watabe gen (@geeen80) April 11, 2019
映画情報
【監督】北野武
【脚本】北野武
【製作】奥山和由
【音楽】久石譲
【配給】松竹
【時間】93分
【出演】ビートたけし/国舞亜矢/大杉漣
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 | 監督:押井守
「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」などでお馴染み押井守監督の代表作。
原作は士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」。
当時全米ビルボードで1位となったことで話題になり、何気なくレンタルして観た思い出があります。
何の予備知識もなく観たために衝撃はまじハンパなかったです。
描写されるネットで被われた近未来の世界と、脳以外を全て義体化(サイボーグ化)した主人公のアイデンティティ、ネットの中で新しく生まれた生命体、人間を人間とたらしめているものは何なのか? という哲学的な問いかけは強い衝撃をもたらしました。
「ツーマンセルで2丁下げでもジャムが怖い?」
と言った何の知識ない人を置いてけぼりのセリフ回しも最高です。
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の口コミ・評判
いろんな攻殻機動隊があるけど、漫画版と「Ghost in the shell」の素子が一番好きだな
— ヤマザキ (@Ghibli_buri) May 29, 2020
押井守監督作品…いうてGhost in The Shellとイノセンスしか観てないし、特に詳しい訳では無いけど、会話の間とテンションが凄く好み。何となく聞いてると落ち着くというか、気持ちがいいのでASMRみたいな感覚で見直したりしてます
— zex/VRC (@zex0529) May 29, 2020
ghost in the shellからイノセンスの流れとSAC GIG SSSの流れを見て
— いしたけ (@ishitake777) May 29, 2020
原作を見てもらいたい。
なんなら、プレイ動画でps2のゲームも見てほしい。
映画情報
【監督】押井守
【脚本】伊藤和典
【原作】士郎正宗『攻殻機動隊』
【製作】宮原照夫/渡辺繁/ANDY FRAIN
【音楽】川井憲次
【配給】松竹
【時間】85分
【出演】田中敦子/大塚明夫/山寺宏一
コミック雑誌なんかいらない! | 監督:滝田洋二郎
内田裕也扮する人権無視の突撃芸能レポーターが、 バブル当時の日本の芸能界や実際の事件を舞台に当時の大衆を皮肉った作品。
企画・脚本を主演の内田裕也氏が自ら担当。
ワイドショーを騒がせた人物がそのまま本人役で登場するなど豪華出演者も話題を呼びました。
豊田商事会長刺殺事件の犯人を演じた北野武の演技は、その後の北野映画にも通じる狂気を感じさせる名演でした。
内田裕也氏は 「水のないプール」「十階のモスキート」など役者としてもすごい才能ですし、 さいたまスーパーアリーナのオノヨーコさんのライブに出演するにあたり、周囲の連中がベンツやBMWで向かうのに腹が立って埼京線に乗って行ったというエピソードなど、本当にロッケンロールで素敵です。
『コミック雑誌なんかいらない! 』の口コミ・評判
#終わり方が最高に好きな映画
— klein-2 (@klein2_def) January 7, 2020
『コミック雑誌なんかいらない』
内田裕也の最後のセリフが最高にカッコイイ
あの時代、あのタイミングでなければ成立しない奇跡の映画。
『コミック雑誌なんかいらない!』 内田裕也扮するワイドショーのリポーターがさまざまな事件、出来事を突撃取材する。80年代の空気が濃密に浮き出ているとともに、現在の一部からの「マスゴミ」へ感情を理解するのにこれほどわかりやすいものもないだろう。https://t.co/xQYJvl6uRV
— まるたばつお (@marutabatsuo) September 16, 2019
No more Comics 「コミック雑誌なんかいらない!」 https://t.co/R4p2fpJ8BJ 内田裕也を誤解している人は観たほうがいい!内田裕也は一時期の日本映画に貢献した重要人物。本作は1986年製作公開『コミック雑誌なんかいらない!』
— 石川尚彦 (@NaohikoIsikawa) February 7, 2018
映画情報
【監督】滝田洋二郎
【脚本】内田裕也/高木功
【製作】海野義幸
【音楽】大野克夫
【配給】ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
【時間】124分
【出演】内田裕也/渡辺えり子/麻生祐未
火まつり | 監督:柳町光男
ソフトバンクの白戸家のお父さん犬や「三匹のおっさん」シリーズなどですっかりお馴染みになった北大路欣也主演の怪作。
共演は太地喜和子、脚本中上健次、音楽武満徹と痺れる名前が並びます。
1980年に舞台の三重県熊野市二木島町で起きた「熊野一族7人殺害事件」をモデルにした作品。
男の色気ムンムンの北大路欣也が、山と海に囲まれた田舎町で自然に魅入られたように破壊衝動に変ずる姿はまさに神憑り。
『火まつり』の口コミ・評判
柳町光男『火まつり』激ヤバ。映画館のでかいスクリーンでまた観たい。
— 一 (@arenorow) May 7, 2020
柳町光男監督/中上健次脚本「火まつり」の劇性、サム・メンデス「アメリカン・ビューティー」が見せた心の闇も近い。ポン・ジュノ監督は、それら優れた映画の歴史にも立脚していると思われます。 pic.twitter.com/TDiQEnP022
— 中村伊知哉 (@ichiyanakamura) February 27, 2020
川崎市市民ミュージアムにて『マタギ』『火まつり』。日本の厳しい自然の中に生きる人々を描く2本立て。アプローチの方向は全然違うが、労働を丁寧に描いているところが良い。この2本観ると、やはり日本映画は80年代がピークだったのかなあと感じてしまう。2本ともロケ撮影がすごい!
— ジョー・チップ (@joe_tip) March 18, 2018
映画情報
【監督】柳町光男
【脚本】中上健次
【製作】清水一夫
【音楽】武満徹
【配給】シネセゾン
【時間】125分
【出演】北大路欣也/太地喜和子/中本良太
太陽を盗んだ男 | 監督:長谷川和彦
沢田研二扮する冴えない中学の理科教師城戸誠が、自宅のアパートで小型の原爆を完成させ、日本政府を脅迫するアクションクライムムービー。
当時、世界の核保有国が8か国あったことから、自らを「9番」と名乗り、プロ野球のナイター中継を延長させたり、当時まだ日本に来日したことがなかったローリングストーンズの日本公演を要求していきます。
城戸誠と対峙する丸の内警察署捜査一課の山下警部(菅原文太)の名セリフ
「ローリング・ストーンズなんか来やせん」
が非常に印象に残っています。
皇居前のバスジャックや東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪する件は今なら絶対に制作できないでしょう。
『太陽を盗んだ男』の口コミ・評判
#映画 太陽を盗んだ男
— Ckrywh (@Ckrywh) June 3, 2020
トレンディーなドラマやるのかなと思って油断しながら見ていたら、平凡そうな教師がとんでもない行動力をちょっとアカンやろという方向に発揮し始める。革命でも起こす気かと思えば俗っぽい事ばかり。でも最後までリアリティ無視で走るのに謎の魅力を感じた一本でした。#感想
太陽を盗んだ男・金かけまくり、ゲリラ撮影無し編って感じだわ
— PNT@四十八歳教 (@pantsukami) June 2, 2020
『太陽を盗んだ男』は何度観ても面白い
— 赤太郎正道 (@nishinogumi736) May 31, 2020
ストーリー分かっているのに面白いのだ
映画情報
【監督】長谷川和彦
【脚本】長谷川和彦/レナード・シュナイダー
【原作】レナード・シュナイダー
【製作】山本又一朗
【音楽】井上堯之
【配給】東宝
【時間】147分
【出演】沢田研二/菅原文太/池上季実子
タンポポ | 監督:伊丹十三
伊丹十三監督による売れないラーメン屋を立て直すコメディ映画。
いわゆるドタバタ劇でラーメンウェスタンとも呼ばれています。
長距離トラックの運転手、ゴローとガンがとあるさびれたラーメン屋に入ると、店主のタンポポが幼馴染の土建屋ビスケンにしつこく交際を迫られていたところだった。それを助けようしたゴローだが逆にやられてしまう。翌朝、タンポポに介抱されたゴローはラーメン屋の基本を手解きしタンポポに指導を求められる。そして次の日から「行列のできるラーメン屋」を目指し、厳しい修行が始まる。
タンポポ – Wikipedia
若き日の渡辺謙や役所広司の熱演もみものです。
伊丹十三監督の作品は、どれも癖が強く、観る人を選ぶきらいがありますが、私は「マルサの女」などどの作品も大好きです。
『タンポポ』の口コミ・評判
やっぱり伊丹十三の作品ってのは隅々まで技巧が凝らされてるなあ…
— なっとう (@poppop207) June 2, 2020
タンポポなんてのはただラーメンを題材にしたコメディ映画だけど、見通せばロードムービーだと思う。
そしてコメディの役者の所作にも妥協を許さず人間の美しさが描かれてると。
大友柳太朗、加藤嘉ら脇役に至るまでま気を抜いてない
何度でも言うけど映画が好き。ラーメンが好き。
— 亭主 (@naojroandy) May 31, 2020
の2項目に当てはまる者はみな映画タンポポを履修しなさい
映画館が再開されるなら、やっぱり「タンポポ」が観たいなあ。DVDはアホほど観てるけど、「あ?…そっちも映画館なのね?」ってさ。観賞後はもちろんラーメン食べに行くわけだよ。
— ラ部青木健 (@ramenclubken) May 29, 2020
映画情報
【監督】伊丹十三
【脚本】伊丹十三
【製作】玉置泰/細越省吾
【音楽】村井邦彦
【配給】東宝
【時間】115分
【出演】山崎努/宮本信子/渡辺謙
櫻の園 | 監督:中原俊
「海街diary」「BANANA FISH」でお馴染みの少女漫画家吉田秋生原作の青春映画。
とある女子高演劇部を舞台に、チェーホフの『桜の園』の公演当日の朝から上演までの1日を描いた作品。
思春期の女子高生の葛藤や揺れ動く心理、人間関係を丁寧に描いた作品。
最後近くの真面目な演劇部部長志水由布子(中島ひろ子)が、好意をよせている同じ部員の倉田知世子(白島靖代)に告白するシーンはとても印象に残っています。
『櫻の園』の口コミ・評判
日本の百合映画を話すのに櫻の園は欠かすなよ
— 檸檬 (@kajiiii_moto) May 23, 2020
中原俊監督の『櫻の園』(1990年)
— mugen (@mugen18040588) May 17, 2020
邦画でじゃなく映画で一番好き。ただ、思いくそ人を選ぶと思うので、選ばれてるのが不思議。
でも色んな賞を総なめしてるんだよなー。
https://t.co/1nAfMEJi6m
「櫻の園(1990年版)」は女子校に幻想を抱かせるには十分な内容で、告白から2人で写真を撮るシーンは日本映画でも屈指の名場面だと思う
— ころ丸 (@koromaru2) May 16, 2020
で、その幻想を打ち砕いてくれたのが女子校出身の母と大学の同僚(共に浜松市立出身)
てか浜松市立が事実上女子校だったってもう知らない人のほうが多いのか
映画情報
【監督】中原俊
【脚本】じんのひろあき
【製作】岡田裕
【配給】アルゴプロジェクト
【時間】96分
【出演】中島ひろ子/つみきみほ/白島靖代
南極料理人 | 監督:沖田修一
海上保安庁の所属隊員西村淳(堺雅人)が、南極観測隊員のメンバーとして癖のあるメンバーの食事をひたすら作っていく物語。
極寒の南極の限られた条件の中で、メンバーのわがままな料理リクエストを作るために奮闘する姿は秀逸です。
ドクターこと医療担当の福田マサシ (豊原功補)の万能超人ぶりも見逃せません。
『南極料理人』の口コミ・評判
南極料理人(2009)
— Yusuke Ishii|Gyro-n (ジャイロン) (@Gyro_n_ishii) June 4, 2020
日常からかけ離れた南極で、なのに生活感溢れつつコメディ感もありつつほっこりとしたメンバーとの時間は、任期という時間制限もありつつ後半は残り時間を惜しまれながら過ぎていく。力を抜いて見るには良い映画だった。
昨夜は柏木のバースデーライプロをギリギリの時間に走りながら「南極料理人」見てました。映画の方、何度見ても好き。あんなに不味そうな見た目のからあげを演出できるのすごい。ラーメン強い。食事中のお行儀がクッソ悪い高良健吾くん超かわいいし、きたろうはお行儀が良くてかわいい……
— きゅーぶ (@cbb_square) June 3, 2020
ここ数か月何日かに分けて映画を見てたりしてたのだけど、以前から気になってた「南極料理人」見終わりました!
— いずみ沙羅🎀なんか色々描く人 (@sharasohju) June 1, 2020
如何に食が心を潤わせるのか、ここ最近のステイホームと重なって身に染みたよね。
映画情報
【監督】沖田修一
【脚本】沖田修一
【原作】西村淳『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』
【製作】太田和宏/川城和実/春藤忠温/町田智子/近藤良英
【音楽】阿部義晴
【配給】東京テアトル
【時間】125分
【出演】堺雅人/生瀬勝久/きたろう
ヌードの夜 | 監督:石井隆
竹中直人演じる何でも屋が、謎の女土屋名美(余貴美子)の東京案内の依頼を引き受けたことから殺人事件に巻き込まれていくストーリー。
村木哲郎(竹中直人)は、何でも屋だ。廃ビルを事務所兼自宅にして、ゴミ掃除から犬の散歩まで何でも請け負って気儘なその日暮しをしている。そんな村木の事務所に、依頼人・土屋名美(余貴美子)が訪ねて来た。東京に出て来て右も左も分からないので、観光案内をして欲しいという。村木は、名美に頼まれるまま東京の名所を案内して回って無事依頼をやり遂げた。その夜、名美から電話が掛かって来た。急遽帰ることになったので、ホテルに預けた荷物を自宅に送って欲しいという。指定されたホテルの部屋に行ってみると、そこには何と男(根津甚八)の変死体が転がっていた
ヌードの夜 – Wikipedia
とにかく惚れた謎の女を追いかける竹中直人の演技がせつないです。
若き日の椎名桔平の怪演も見どころのひとつです。
『ヌードの夜』の口コミ・評判
余貴美子さん,いいですよね〜
— 朧(ろう) (@rou_tanka) April 6, 2020
『ヌードの夜』っていう映画からずっと好きです.
最近のどーんと来い,みたいな役も好きですが,セクシーさ全開の役も素敵!
『ヌードの夜 a night in nude』(1993年)
— ハック (@52779Dannyboyle) February 27, 2020
映画なのに作り物なのに現実なんだよ。
誰かの過去でもあるし私の過去でもある。
経験していてもしてなくても繋がってる。
劇画も映画も観る人も現実社会も繋がってる。
「映画」として切り離して読み解く方が不自然。
そんな最高傑作なんだよ。
わかるかな…
ヌードの夜 鑑賞 これだ。これこそ俺の求めていた映画の姿そのものだ。何でも屋の男の前に現れた謎多き女との恋路を描く。超絶的な長回しの連続で紡がれるのは、文字通り「魂」が飛翔し、想いが交錯する究極的な愛の綺譚。竹中直人に泣かされる日が来るとは思ってもみなかった。ラストが完璧過ぎる。 pic.twitter.com/FrKpimdzyb
— シュローダー (@schroder456) February 4, 2020
映画情報
【監督】石井隆
【脚本】石井隆
【製作】稲見宗孝/岡田裕/成田尚哉/新津岳人
【音楽】安川午朗
【配給】ヘラルド・エース
【時間】110分
【出演】竹中直人/余貴美子/椎名桔平
家族ゲーム | 監督:森田芳光
松田優作演じる暴力家庭教師吉本勝が、落ちこぼれでやる気のない中学生3年生沼田茂之(宮川一朗太)を鉄拳制裁で、更生させるような物語。
一見普通のようでいてどこか歪な家族と吉本勝の飄々とした暴力と言動がさらなる歪みを招いていくストーリーが最高です。
当時の受験戦争や家族の在り方を皮肉った作品とも言えます。
ラスト近くの横並びの食卓シーンは日本映画史に残る名場面。
『家族ゲーム』の口コミ・評判
クドカンのラジオの映画コーナーで紹介されてた家族ゲームめっちゃおもしろかった 奇妙なやりとりからずっと目が離せなくなる 舞台演劇見てるみたい
— アゾ (@AZOTN) June 5, 2020
久しぶりに家族ゲーム観た。よかった、松田優作でレオンのジャンレノをなぜか思い出した。ATG映画は、僕の青春でした。引きこもりVHSビデオ観まくりの中学、高校時代。
— カメイケン (@kenkameicoyote8) June 4, 2020
久々に森田監督の「家族ゲーム」を観た。ストーリーも映像も音も斬新。好きな映画だ。
— ささおかとしゆき♿️ (@sasapapa) June 3, 2020
映画情報
【監督】森田芳光
【脚本】森田芳光
【製作】佐々木志郎/岡田裕/佐々木史朗
【音楽】安川午朗
【配給】ATG
【時間】106分
【出演】松田優作/宮川一朗太/伊丹十三
渚のシンドバッド | 監督:橋口亮輔
ゲイに悩む男子高校生伊藤修司(岡田義徳)と修司が好意をもっている友人吉田浩之(草野康太)、さらに浩之が好意をもっているレイプ被害の過去に苦しむ相原果沙音(浜﨑あゆみ)との複雑な三角関係を描いた作品。
監督の橋口亮輔氏は自らゲイであることをカミングアウトしている。
同性愛や性にまつわる葛藤を演者の生々しい演技とともに丁寧に描いています。
『渚のシンドバッド』の口コミ・評判
本日は橋口亮輔監督をもう一本📽️
— 新宿武蔵野館(公式) (@musashinokan123) May 20, 2020
『渚のシンドバッド』(1995)
Twitterの140文字どころか、何万文字あっても表現しきれない美しい青春映画。
夏が近づくにつれて聞こえてくる主題歌の【うしろむきの私】と、ふたりの「あーとか、うーとか」の声。#おうち映画#M pic.twitter.com/zeCzUbXykA
渚のシンドバッドが入ってる!アイドル女優時代の浜﨑あゆみが闇を抱えたヒロインを演じてはまり役だった映画です。
— ぱらいそ/わたこ (@paraiso510) May 17, 2020
あゆが女優だった「渚のシンドバッド」はいい映画で、あゆも光っていた。しかし、あゆドラマのあゆ役はどうだろうか……🙄
— G O R O N E X (@SO04_GORONEX) May 2, 2020
映画情報
【監督】橋口亮輔
【脚本】橋口亮輔
【製作】林和男/島谷能成/金澤清美/中澤夕佳
【音楽】高橋和也/北原京子
【配給】東宝
【時間】129分
【出演】岡田義徳/草野康太/浜﨑あゆみ
さらば箱舟 | 監督:寺山修司
歌人、劇作家、映画監督とマルチな才能を発揮した寺山修司の遺作。
寺山監督作品としては「田園に死す」の方が有名ですが、あえてこちらを。
ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を下敷き(原作権問題でクレジットは無し)とした本作品ですが、「田園に死す」同様、意味を求めて鑑賞しても必ず挫折します。
こういう映画は、そういうものだとして鑑賞して下さい。
そう、百年たってもその意味わからん。
『さらば箱舟』の口コミ・評判
ゆえあって〈さらば箱舟〉を30数年ぶりに観たんだが、初見時にぴんとこなかったところが今回はずっしりと五感に響いた。「時間」と「名前」という寺山作品の2大テーマを突きつめた爛熟の遺作。まあ、これが『百年の孤独』の映画化だと言ったら、原作者が怒るのは当然だろうけど。
— 越前敏弥 Toshiya Echizen (@t_echizen) May 27, 2020
神室です🌰昨日のoutwardの中で話した「百年の孤独」はコロンビアの作家ガルシア・マルケスの小説で、寺山修司が「さらば箱舟」というタイトルで(権利関係でもめて)寺山の死後、遺作として公開された映画ですね。概ね間違ってない話をしてて良かったです。なかなかショッキングな作品です。
— 凹ラボ@500人記念発動中&目指せ1000人キャンペーン (@heko_labo) May 23, 2020
1984年公開作品
— のぶ太 (@nobuta07) May 11, 2020
大林宣彦「廃市」
伊丹十三「お葬式」
和田誠「麻雀放浪記」
宮崎駿「風の谷のナウシカ」
押井守「うる星やつら2」
寺山修司「さらば箱舟」
これらを押さえつけ、毎日映画コンクール大賞はWの悲劇!!
この年に生まれたことを誇りに思う。#Wの悲劇
映画情報
【監督】寺山修司
【脚本】寺山修司/岸田理生
【製作】砂岡不二夫/九條今日子/佐々木史朗
【音楽】J・A・シーザー
【配給】ATG
【時間】127分
【出演】小川真由美/原田芳雄/新高けい子
CURE | 監督:黒沢清
連続殺人事件を追いかける刑事高部賢一(役所広司)と犯人間宮邦彦(萩原聖人)とのやり取りを描くサイコサスペンス映画。
黒沢清監督の代表作です。
不気味な殺人事件が発生した。被害者は鈍器で殴打後、首から胸にかけてX字型に切り裂かれていたのである。犯人は現場で逮捕されたが、なぜ被害者を殺害したのか、その理由を覚えていなかった。そして酷似した事件が次々と発生していった。これらの事件を追うことになった刑事の高部は、精神を病んでいる妻との生活と、進展しない捜査に翻弄されて疲弊してゆく。やがて、加害者たちが犯行直前に出会ったとされる男の存在が判明する。男の名は間宮邦彦。記憶障害を患っており、人に問いかけ続けるその言動は謎めいていた。そんな間宮の態度が高部をさらに追いつめていく。しかし、間宮と関わっていく中で高部の心は密かに癒されていく。
CURE – Wikipedia
疲弊していく主人公の「CURE(癒し)」とは何だったのか?
ラストは賛否両論あると思いますが傑作です。
『CURE』の口コミ・評判
「CURE」は今でも鮮烈だと思っているんだけど、他の作品に比べてホラー演出におけるカット割りが速い傾向にあるのではないだろうか?
— グラビトン・ボルト(侵略者) (@adnojifhinfo) May 19, 2020
特に役所広司が萩原聖人の「家」から出た後、突然奥様の死が頭に浮かんで自宅に戻る場面とか、それ以降の黒沢清では観られない画面だと思う。
CUREを久しぶりに観た。黒沢清の中でもやっぱり出色の作品なんやな。オカルト感がたまらん
— 苺のショートケーキ (@Xgeg8F1b98SUMF4) May 15, 2020
役所広司、黒沢 清監督『CURE キュア』Q&A|CURE – Q&A https://t.co/gy1zhAw2ji @YouTubeさんから
映画「CURE」観賞。
— こんの翔太 (@KYOKUtesoro_SK) May 10, 2020
サイコサスペンス。
催眠術で対象となる人の中にあるヘイトを浄化する、
そして、その方法が殺すこと。
原因を取り除くと考えると
恐らくそれが確実だから。
静かな恐怖と狂気を感じる作品。
萩原聖人さんの空虚な演技、
役所広司さんのラストに見える狂気の片鱗。
人間て怖い
映画情報
【監督】黒沢清
【脚本】黒沢清
【製作】加藤博之
【音楽】ゲイリー芦屋
【配給】松竹富士
【時間】111分
【出演】役所広司/萩原聖人/うじきつよし