いつもお世話になっております。
うまづら社長(@umazura_ceo)です。
IT業界に入って20年以上、 会社経営者となって15年以上とIT業界の歴史を長くみてきた私が、
- IT業界に転職したい
- WEBデザイナー・クリエイターの転職に強い転職エージェントを知りたい
- Webデザイナーに必要なスキルって何?
- 未経験でもWebデザイナーに転職できる?
と言った疑問に答えていきたいと思います。
Webデザイナーとは
Webデザイナーは、クライアント企業や自社のWebサイト・アプリなどのデザインをする仕事のことです。Webサイトだけでなく、キャンペーンや広告などで使用する広告バナーなどの作成もWebデザイナーの仕事です。
単純に綺麗な見た目のデザインをするのではなく、サイトコンセプトやサイトの使いやすさ・操作性などを意識したデザインが求められます。
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーの基本的な仕事内容は下記となります。
Webサイトのレイアウトや構成を決める
サイト全体の設計図であるレイアウトや構成案を作成します。漫画でいうネーム作業のようなものです。
サイトの種類やコンセプトなどによって、メニューを上部やサイドに置くのか、カラムはいくつにするかなどクライアントや社内のWebディレクターなどと打ち合わせしながら大まかににデザインしていきます。
Webサイトのデザインを作成
レイアウトや構成が決まったらWebサイトのデザインを作成します。
ここでもサイトの種類やコンセプトにあわせたデザインが求められます。特にブランドイメージにあったキーカラーやトンマナ(トーン&マナー)と言われるデザインの統一性が求められます。
通常はラフ案を複数作成して、クライアントや社内のWebディレクターなどと打ち合わせして決定していきます。
サイトのレイアウトや構成作成とデザイン作成を同時に進めてラフ案として提出する場合もあります。
Webサイトコーディング作業
Webデザインが決まると、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb言語を利用してWebサイトにデザインを入れていくコーディング作業を行います。
Webサイトに使用するロゴ・アイコン・ボタンやイメージ画像なども同時に作成してWebサイトを作成していきます。
広告バナーやWeb素材などの作成
Webサイトのキャンペーンや広告で使用する広告バナー・Web素材などの作成もWebデザイナーの仕事です。
サイトの更新作業
会社や業務内容によっても変わりますが、デザインを含むサイトの更新作業などはWebデザイナーの仕事になることが多いです。
Webデザイナーの年収
大手転職情報サイト「doda」のデータによると、Webデザイナーの平均年収は347万円と全体平均年収408万円と比較するとやや低目になっています。
あくまで全体の平均なので個人差はあります。私の知り合いで年収1,000万を超えるWebデザイナーもいます。
平均年収(全体) | 347万円 |
平均年収(男女別) | 男性391万円 女性327万円 |
平均年収(年代別) | 20代309万円 30代373万円 40代412万円 50代~ – |
Webデザイナーの資格
Webデザイナーになるのに特別な資格は必要ありません。
一応Webデザイナー向けの資格というものは存在しますが、どちらかと言うとセンスの世界なのであってもなくても個人的にはどっちでもいいと思っています。
会社によっては資格があった方がアピールになったり有利になる場合もありますので、必要なら取得する程度で問題ありません。
Webデザイナーに必要なスキル
デザインの基本的な知識
Webデザイナーにとって最も重要なスキルがデザインの基本的な知識です。
Webデザインは、サイト構成やメニューの位置などおおよそのデザインパターンが決まっています。サイトに使われる配色にもパターンがあるため基本的なデザインの知識は必須となります。
「フラットデザイン」「マテリアルデザイン」など時代によって好まれるデザインは変化しています。またPCだけでなくスマホやタブレットなど複数のデザインによってデザインが変化する「レスポンシブデザイン」などの対応も必要になります。しっかりとトレンドをキャッチアップしておく必要もあります。
デザインソフトの操作スキル
「Photoshop」「illustrator」「Dreamweaver」などWebデザインに必要な定番ツールの操作スキルも必須です。
これらのツールは、バージョンアップによって機能が違ってくるので最新バージョンを常に意識しておくことが大事です。
「Adobe Flash」は、かってはWebデザインの花形で、多くのWebデザイナーが学習していましたが2020年12月に開発・配布ともに終了しました。このように時代や環境によって廃れる定番ツールもあるということは頭に入れておいた方がいいでしょう。
コーディングのスキル
HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb言語を使ってデザインをWebデザインに落とし込むコーディングスキルも必須です。
こちらもバージョンがあがったり、新しい技術が次から次へと生まれているため最新の技術に対応しておく必要があります。
プログラミングのスキル
Webデザイナーにとって必ずしも必須のスキルではありませんが、プログラミングスキルがあれば仕事の幅が広がります。
エンジニアほど高度なスキルは必要ありませんが、Wordpressで使われているPHPは基本的なことは習得しておいても損はありません。
コミュニケーションスキル
社外のクライアントであれ、社内の案件であれ、相手の希望をくみ取ってかつ自分の提案や意見を言えるというコミュニケーションスキルはWebデザイナーにも必要です。
SEO・WEBライティングスキル
最近のWebデザインは、SEOを意識したデザイン対応が必須となっているため、SEOの知識やWebライティングスキルもあるに越したことはありません。
これらも習得しておけば仕事の幅が広がります。
WEBマーケティングスキル
Webサイトにはユーザーを集客する、会員登録させる、物を販売するという何らかの成果地点があります。
集客・販売などの目的の上にWebデザインは存在している以上、WEBマーケティングスキルも基礎的なことは習得しておけば役に立ちます。
Webデザイナーは絵が描けないとダメ?
Webデザイナーは絵が描けた方がいいのでしょうか?
答えは、「別に描けなくても問題ない」です。
絵心はあった方がいい場合もありますが、Webデザインはイラストとは違います。
素材の写真やロゴなどを組み合わせてイメージにあったサイト・見やすいサイトを作る事が求められる仕事なので、どちらかと言うと組み合わせるセンスが要求されます。
うちの会社もWebデザインの仕事を受けることがありますが、たまにイラスト画像を要求されることがあります。クライアントによってはWebデザイナーとイラストレーターを同じようなものだと思っている方もいるようです。会社にはイラストレーターはいないので、知人の会社を紹介することになります。
Webデザイナーの中には絵も描ける人も多いので同時にこなす事もできれば、重宝されることは確かです。
Webデザイナーは未経験でも転職可能?
結論から先に書くと、デザインツールも使えないなどまったくの未経験からWebデザイナーに転職するのはほぼ不可能です。
WEBデザイナーで未経験の求人見当たらなくて泣いてる
— しま@WEBデザイン勉強中 (@shimashima_web) November 4, 2020
あきらめて専門のスクールに通うなり独学でもいいので勉強する必要があります。
ポイントは自分でWebデザインなどを作成してポートフォリオとして提出できるように準備しておくことです。
ポートフォリオがある程度のレベルであれば、Webデザイナー未経験でも転職できる可能性はあります。
Webデザイナーの評判・口コミ
実は今月中旬から、webデザイナーのアルバイトとしてですが就職が決まり、毎日コーディングとバナー作成に明け暮れています🖥忙しいし、毎日修正くらいすぎていますが、凄くためになり楽しい日々を送っています🐰✨1年目が一番大事と言われたのでこの1年は特に可能な限り吸収したい🥺
— かなめろ@webデザイナー見習い (@hirakana0622) October 24, 2020
Webデザイナー、とっても楽しいんですがやること多くて大変だ。。💭
— Miharu@Webデザイナー1ヶ月目 (@3haru_design) October 21, 2020
あと、ココナラの受注が立て続けに入っていてめちゃめちゃありがたいんですがパンクしそうです!笑
Webデザイナーとはただ配置をすればいいだけだと考えていたが、いかにhタグにキーワードを埋め込むか、文章力が試される…
— にんじん@NZワーホリ待機中👏 (@kemamireblog) October 21, 2020
小学生の頃から親を笑かす文章は書けても、賞の一つもとったことのない私にとってかなり苦痛…だけど、楽しい…。ただ、時間をもっとください😭
今日の僕は久しぶりにWebデザイナーっぽい仕事をしていました。画像ごりごりしながらデザインいじってるときって楽しい……
— いちこ@ワ (@ichiko_wt) October 19, 2020
転職エージェントとは
Webデザイナーが転職するなら転職エージェントサービスに登録することを強くおすすめします。
転職エージェントは、自分で会社を探して求人に応募する転職サイトと違い、専門の転職エージェントがリサーチ・応募・面接日程の調整など転職が成功するまでサポートして貰えます。
これ全て無料です。
使わない手はないですよね。
また、よく勘違いしている方もいるので補足すると、転職エージェントを使ったからと言って必ず紹介された企業に転職する必要もありません。
Webデザイナーが転職する場合のエージェントの選び方
IT・WEB業界に特化したエージェントを利用する
転職エージェントには幅広い業種を網羅した総合型とITや医療などその業界のみを扱う特化型の2種類があります。
総合型が悪いとは言いませんが、やはりその業界にした転職エージェントの方が、ノウハウ・業界のネットワークともに豊富で強みがあります。業界の内情にも精通しているのでミスマッチがおきにくいです。
転職エージェントは複数登録する
転職エージェントは複数登録するのが鉄則です。
各転職エージェントが独占求人や非公開求人を持っているので選択肢を広げ、確率を上げるためにも複数に登録するべきです。
転職エージェントでそれぞれ特徴や転職戦略があり、自分の転職方針やペースとあわないといった相性の問題もあります。また、自分の担当となるエージェントとの相性もあるので複数に登録しておくべきです。
Webデザイナーにおすすめの転職エージェント
IT業界に完全特化したレバテックキャリア
- IT業界に特化した転職エージェント
- IT業界の求人数はトップクラス
- 大手が扱ってないIT求人も多数
- キャリアアドバイザーはSE経験者など知識が豊富
- 現場のリアルな情報が聞ける
レバテックキャリアはIT・WEB業界に特化した転職エージェントです。
その中でも専門スキルが要求されるITエンジニア、WEBデザイナー・クリエイターなどの転職をサポートしています。
IT業界だけで5000件以上の求人数を抱えており、大手エージェントにはないIT求人も多数あります。
新興ながらIT業界ではかなり有名な転職エージェントで、ヒカリエ(2019年9月24日に渋谷スクランブルスクエアに移転)のオフィスには何度がお邪魔しました。
キャリアアドバイザーもSE経験者など知識もあり現場を知っている人が多いので、エージェントがこちらの専門用語がわからずかえって不安になるなどの転職あるあるはないと思います。
実際に現役のエンジニアがGithubやポートフォリオのフィードバックも実施してくれます。
エージェントは年間3000回以上の企業訪問を行って独自情報を蓄積しているので、会社の現場の雰囲気や残業時間などリアルな情報を聞くことができるのミスマッチはおこりにくいと思います。
企業にあわせて対策を立ててくれるので内定率も高いとのことです。
IT・WEB業界専門だけあって、業界の事情や情報は知り尽くしているのでIT業界に転職したいのであれば必須の転職エージェントです。
話が通じるキャリアアドバイザー
第二新卒・20代の求人が多いマイナビエージェント×IT
※マイナビのプロモーションを含みます。
- 国内最大規模の求人数・キャリアアドバイザー数
- 20代や第二新卒向けの求人が多数
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- 登録からアフターフォローまで手厚いサポートがある
- 結果重視で面接通過率が高い
マイナビエージェント×ITは、大手人材広告企業マイナビが運営する IT・Web業界に特化した転職エージェントです。
国内最大規模の求人数・キャリアアドバイザー数で、求人の質とサポート力に定評があります。
特に20代や第二新卒といった若手の求人を豊富に抱えており、20代でのIT業界への転職やキャリアアップを目指す方であれば是非登録することをオススメします。
もともとマイナビはIT・Web分野の会社とのパイプが強くあったため、マイナビだけの独占求人や非公開求人を多数抱えており、大きな社内プロジェクトや希少な業務ポジションといった思わぬ好条件の求人が見つかることもあります。
キャリアアドバイザーは、IT業界の出身者が多く、豊富な知識と経験でサポートしてもらえます。給与交渉などの条件交渉も行っています。
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