いつもお世話になっております。
うまづら社長(@umazura_ceo)です。
仕事で成長を感じない、成長が止まったと悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
ある程度仕事に慣れてくると、仕事がルーティンワークになりがちです。同じような仕事を繰り返していると成長を感じられないものです。
私の経験上、40代になってくると体力や頭の回転・記憶力などは、意識して鍛錬していかないとドンドンと落ちていきます。中高年の方が健康や筋トレ・ジョギングなどに意識が高いのは、何もしないと衰えていくばかりだからです。
若い人が、いくら暴飲暴食、不摂生な生活をしても痩せているのに、中年になるとむしろ食事の量などは少なくなっているにもかかわらず、代謝がおちてそのままだと立派な中年太りとなってしまいます。
中高年は、努力して現状維持なのです。
仕事にも同じことが言えます。
幸か不幸か、会社の経営をしていると好むと好まないとにかかわらず日々新しい問題や障害が発生するので、 普通の会社員の方よりは、ルーティンワークになりにくいのですが、それでもこのままだと成長が止まってしまうと危機感を感じることはあります。
会社経営歴15年、複数のIT系企業を運営しているうまづらが、仕事で自分の成長が止まった・成長感じない思った時の対処方法を解説していきます。
仕事で自分の成長が止まった・成長感じないと思った時の対処方法6選
仕事の取組み方を意識して変える
仕事の取組み方を意識して変えてみるのが手っ取り早い方法です。
それほど難しく考える必要はなく、身近な事からはじめてみてはどうでしょう?
たとえば、「思考停止ワード」というものをご存知でしょうか?
- 忙しくて無理
- よくわからない
- 今までそうだったから
- うちではできない
- できるわけない
これらの言葉が無意識に出てくると思考停止していると言われています。深く検証もしないで、最初からあきらめているわけです。
私もエンジニアから「それは無理です」とよく言われます。
その時の返答は決まっています。
「じゃあ、どうやったらできる?」
です。
必ず、別の手段でできる方法を探します。目的が決まっているので、それに辿り着く道は何でもいいわけです。
「うちではできない」
というのもあるあるです。
じゃあどこだったらできる?どんなスキルや技術があればできる?
外注先を探す、適したソリューションを探す、そのスキルを持った人を採用するなどできる方法を模索します。
仕事のやり方は一つではありません。そうやって仕事の取組み方を変えていけば、そこから派生して新しい知識やスキルを獲得することもできますし、視野も広がっていきます。
全ての業務を具体的な数字に落としてこんでみる
全ての業務を具体的な数字に落とし込んでみるのも有効です。
「かなり売上があがった」「少し改善された」
この「かなり」「少し」は具体的な数字で表すといくつになるでしょう。また、その数字は部署または会社全体の売上と比較してどれほどのインパクトがあるでしょうか。
こうやって具体的な数字に落としてこんでいくと、自分では「かなり」やったと思うことが、それほどたいしたことではなかったり、自分が意味がないと思っていたことに大きな意味があったなどの「気づき」があります。
その「気づき」を元に学習していく、業務にフィードバックしていくということができれば、あなたは成長したと言えるのではないしょうか。
全体を数字に落とし込んで俯瞰するのは、経営者の目線です。
経営者目線にたって仕事をしろと言われることがあると思います。立場も役割も報酬も違うのだから、それは無理だと思うかもしれません。ほとんどの会社員の方は、そこまで突き詰めて仕事をする必要はないかもしれません
逆にチャンスだと思いませんか?
経営者目線にたてる会社員まじ最強
背伸びする
自分ができそうな仕事ばかりを選り好みして仕事をしていても、成長は望めません。
自分がギリギリできそう、できれば多分無理だと思うぐらいの業務を背伸びしチャレンジしてみることは成長を促進させます。
炎上、修羅場、鉄火場、世の中には、ワクワクするような危ない案件や仕事が山ほどあります。あえて火中(かちゅう)の栗を拾っていくのは下手に勉強するよりも実践的で鍛えられます。
注意することは1点だけです。
体を壊しそうだったらとっとと逃げる
です。
毎日同じ事をするのを避ける
慣れてきってしまったルーティンワークは、いくら繰り返しててもそれ以上成長することはできません。
仕事に慣れてきたり、年を重ねるごとに新しいことをするのが億劫になったり臆病になったりします。今までの経験や成功体験が邪魔をすることもあります。
特に誰でもできるような業務を延々と繰り返すのは非常に危険です。
「毎日単調な業務で、成長が感じられません。」
ってあたり前ですよね。
- ルーティンワークは誰かにふるかアウトソースする
- 毎日少しでもいいので何か新しい事を取り入れる
- 他の人の仕事を手伝ってみる
- スキルアップを図る
世の中には、プログラムを組めば秒殺できるような集計を数人で徹夜しているような会社が今だにあります。単調な作業は、全部IT化して潰していくべきです。または、アウトソースしていくべきです。
それやる意味あるの?という業務を疑問を持たずにやっている人も沢山います。やってる業務に疑問を持ちましょう。
毎日少しづつでも業務内に新しいことを取り入れてみるのありです。
業務フローに手を入れてみる。
Excelの関数でもっと時短にできないか考えてみる。
コードはもっと簡略化できないか考えてみる。
など、はじめは些細な事からでもいいので、何か新しいことを取り入れてみるといいと思います。
他の人の仕事を手伝ってみるのもいいのではないでしょうか。できれば違う部署がいいです。忙しい部署のサポートでも自主的にかって出ればいいと思っています。
そして、やはりスキルアップを図るのも有効です。私のオススメはプログラミングです。
単調な仕事やルーティン化しやすい業務を担っている人ほどプログラミングは有効です。昔と比較すれば、短期間でかなりのレベルまで教えてくれるプログラミングスクールは沢山あります。
環境を変える
自分の成長が止まった・成長感じない思った時には、環境を変えてみることです。
違う部署に異動を願いを出してみるのが手始めです。行きたい部署がない、移動させてくれないのであれば、やはり転職を検討するべきです。
世の中には様々な会社があります。特に成長産業の成長企業やまったく新しい事業をはじめるような会社であれば、毎日が手探りでルーティンワークとは無縁です。会社によっては、新人であっても大きな事業を普通にまかせてくるような会社もあります。
特に転職経験がないような人は、その会社しか知らないので非常に視野が狭くなっている可能性があります。コングロマリットと呼ばれる多種類の事業を営む大企業ならばともかく、普通の企業であれば、業務の範囲が決まっており、個人でできる仕事も限られています。
それがあなたの適性にあった仕事なのかどうかもわかりません。他にあなたに合うまったく違う仕事が見つかるかもしれません。
地方の文系私大にいたわたしが、なぜかIT系の会社の経営をしているのです。
転職に関しては、転職エージェントを使えばいいと思います。IT・WEB系に偏っていますが、私がオススメする転職エージェントをまとめた下記記事を参考にしてみて下さい。
出世する
これは、私がサラリーマン時代に、年上の上司から言われたことです。
サラリーマンの成長を止めないコツは出世し続けることだと。
出世すれば、立場がかわり、仕事の役割も変わります。プレイヤーからマネージメントになっていきます。さらに出世して役員ともなると、そのマネージメントをマネージメントする立場になります。自分で予算を動かすこともあれば、会社のM&Aに携わることもあるでしょう。
こうして、出世し続けている限りは、求められるスキルは常に変わり、学ぶ内容が変わり、人間の在り方も変わっていきます。
立場が人を作るという言葉があります。自身がその立場になったことで、こうあるべきという理想像に向けて努力していくことで人は成長していくのではないでしょうか。
理想の社長を目指してがんばります。オス!
まとめ
本記事では「自分の成長が止まった・成長感じないと思った時の対処方法6選」を解説してきました。
ぜひ参考にしてみて下さい。